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小麦のポリフェノール、肥満や糖尿病抑制 産総研など発見(日経新聞2013/5/20)

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炭水化物制御食を続けていると、日本の食生活はもちろん世界の食がどれだけ炭水化物に支えられているかを実感します。

人類がその日食べるのがやっとの生活から安定的・持続的に社会を営むまでに成長できたのは紛れもなく炭水化物のおかげでしょう。

働いて社会に価値を生み出していく仕組みと、炭水化物は切っても切れない関係にある。もちろん現在の日本の食生活もマクロでみたら炭水化物なしでは絶対に成り立ちません。

だけど「糖質制限食」は今後も着実に広がっていく予感がします。流行っては廃れていくさまざまな「ダイエット法」とはまったく違った様相に見えます。

そのことも少しずつエントリーにしていきますが、もし糖質制限食が広がると、これからとても困ったことが起こってくるということです。

食品業界に震撼が走るはずです。

私自身、粉もの大好きだったのに、めっきり行かなくなりました。ランチや夜食に駆け込むラーメン屋、広島名物の汁なし担担麺、広島つけ麺。もちろんお好み焼き(標準でそばが入る)。

日常食から特別な食事に変わってしまいました。もうすでに月に1万円分以上は「粉もの」への出費が削減されていると思います。

こんな食事を多くの人が始めてしまったら外食産業は大打撃です。

炭水化物制御食をしていると、ファーストフード店のみならず、コンビニに入って(添加物や使用薬品の問題は別としても)買って食べられる物がほとんどなくなりました。

おにぎりやお弁当、カップ麺など「すぐに手っ取り早く食べられる」のは、まさに炭水化物ばかりなんですよね。

ひゃー!これは大変なことですよ!

そして、そんな私の心配を裏付けるかのような記事が日経新聞に出ました。

◆小麦のポリフェノール、肥満や糖尿病抑制 http://mxt.nikkei.com/?4_12734_1068226_12

 

小麦のポリフェノール、肥満や糖尿病抑制

産総研など発見

2013/5/20 21:43

産業技術総合研究所は日清製粉グループ本社、オリエンタル酵母工業と共同で、小麦に含まれるポリフェノールという物質が糖尿病や肥満を抑える働きがあることを見つけたと20日に発表した。マウスを使った実験だが、糖尿病や肥満などの予防につながる可能性があるという。名古屋市で開く日本栄養・食糧学会で25日に発表する。

小麦ポリフェノールは種子の皮の部分、小麦をそのまま粉砕した全粒粉に多く含まれる。マウスの実験で、ブドウ糖を分解する能力を調べると、小麦ポリフェノール入りのエサを食べたマウスは血糖値上昇が抑えられていた。肝臓への脂質の蓄積も抑えられることが確認できたという。

生体内の体内時計が狂うと、行動が夜型になり太りやすくなるとされる。小麦ポリフェノール入りのエサを食べたマウスは夜の前半に活発になり、肥満になりにくかった。

日清製粉グループ本社との共同研究とのこと。

短くまとめると「小麦=肥満になりにくい」というキーワードができあがる研究成果です。

この記事はもちろん小麦によって肥満になりにくい仕組みを書いているのですが、面白いのはそのことが同時に、肥満になる仕組みも説明しちゃってることなんですよね。

つまり

ブドウ糖   →  血糖値上昇   →   脂質の蓄積

 が肥満に至るプロセスだとこの記事は言ってます。

私も「カロリー制限」の頭の頃は、カロリーの高い油脂の摂取が肥満の原因と思っていたことは先のエントリーでも触れました。

この記事でも油脂のとりすぎには触れていないのに注目です。

研究はそのうえで、そこへ小麦のポリフェノールがやってきて、血糖値の上昇を抑え、脂質の蓄積も抑えてくれるから肥満になりにくいのですよ、と言うのです。

やっぱり根本原理的にはブドウ糖が太ると考えてよいのでしょうね。

なるほど、そうですか。

小麦は繊維質が多いとは言え、まさにブドウ糖なのでは?

ところで話しは逸れますが、私はポリフェノールと聞いて「フレンチパラドックス」の話しを思い出しました。

フレンチパラドックス(英: French paradox)とは、フランス人が相対的に喫煙率が高く、飽和脂肪酸が豊富に含まれる食事を摂取しているにもかかわらず、冠状動脈性心臓病に罹患することが比較的低いことが観察されていることを言う。

(中略)

赤ワインが心臓疾患の発生率を減少させることを推定したこのパラドックスの説明が、1991年に米国の「60 Minutes」で放映されたときは、赤ワインの消費量が44%も増加し、いくつかのワイナリーは、製品に「健康食品」のラベルを付ける権利の獲得のためにロビー活動を始めた。

wikipedia より

やっぱり赤ワインですか!朗報!

話しを戻しまして。この記事が注意深く触れてるように小麦のポリフェノールは全粒粉にしたときに「多く」入ってるのですよね。

はて?全粒粉のカップ麺ってありましたっけ?

市販されている小麦製品全体が「肥満になりにくい」と言えるのか言えないのか、記事では微妙なところですね。

もちろん仮に全粒粉にしたとしても、糖質がカットないし制限されているわけでは絶対にないのですから、その分はやはり摂取することになります。だからこそ、血糖値上昇と脂質蓄積の問題を引き起こしてしまうのです。

門外漢ですのでこれくらいにさせていただいて。

この研究って、巷に広がる「糖質制限」や、それを実践する人たちが「糖質が太る」と知っていくのを意識しているのかな?

そんなことを想像させてくれる記事でした。

ええ。うちはパンも焼きますし日清製粉さんには助かっていますとも。

カップ麺は食べないけど。

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