「偽りの空腹」に欺されず「真実の空腹」にはしっかり食べる方法とは。

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10月に入ってから、よくお腹が空くようになりました。この常時空腹感が続く感じは久しぶりなのです。

夏の暑かった間、夕食後に気を失うように眠くなり気づけば翌朝(しかも早朝)だったのが、ここ数日はもうひと仕事(=用事)してからと「粘ってしまう」こともちらほら。日付が変わってから「何か食べたい感」に気づくとなおさら眠るのも寂しくなってきます。

毎食白いごはんを食べたり、ランチで定食やラーメンする程にもどったりはしていませんが、少しやっかいな感じがしてきます。

ここで少しメモっておこうと思いますが、結論は「糖質に気をつけて制限し、脂質とタンパク質、ビタミンとミネラルをしっかり摂る」と言うに尽きます。

いつもの話しなのでわかってるよという方は読み飛ばして下さい(笑)。

空腹感を覚えるパターンはいくつかある

糖質制限をして1年半、空腹感に冷静に対処できるようになって学べたことは「空腹感」をもたらす原因にはパターンがあるということ。これまで1日3回はお腹が空いて当然と思考停止してた頃には考えてもみませんでした。

それは以下の3つのパターン。

  •  よく働いてる(動いている)
  •  環境変化が激しい
  •  糖質を摂ってしまった

今回の空腹感継続では、確かに体調も仕事の進捗もよかったし(よく働いた)、気候も俄然秋らしくなってきました(環境変化)。また、先月末に楽しく呑んだ際に大量にアイスクリームを投下したりもしました(糖質摂取)。

外れていないどころかとっても機能的なまとめww

別の表現に直してみますと「空腹感」に見舞われる時とは

  •  エネルギー消費をして補給したいとき
  •  身体の消耗があり修復したいとき
  •  糖質を摂った後また糖質が欲しくなるとき

とつかんでおります。

エネルギー補給と身体の修復のためにはどうしても食べ物が必要です。だから、そのための空腹は「真実の空腹」となります。

ところが糖質を欲しくなるのは糖質を摂ったから。そう、身体にとってはなんの必要もないのに欲しがってしまう。糖質は必須栄養素とされてないのに食べたくなるのはそれが依存だからです。

したがって糖質由来の空腹感は「偽りの空腹」と呼ぶべきものです。

「偽りの空腹感」と「真実の空腹感」とを見分ける?

さて、ではどうやって糖質由来の「偽りの空腹感」と「真実の空腹感」とを見分けたらいいんでしょうか?

糖質由来の「偽りの空腹感」とは、糖質摂取後にいったん血糖値が急上昇したのちインスリンの働きによって急降下させられた時に起こります。

もちろんわたくし血糖値を自己測定したこともなければ糖負荷検査も受けたことありません。高い器具を買ったり費用をかけて病院に測ってもらわなくても「糖質をとったら血糖値が不安定になる」のわかるのは、自分と家族の身体で実証済だからです。

糖質増えると家庭内ギスギスしますもん(笑)。

というのは糖質由来の「偽りの空腹感」は、耐え難いほどの「渇望感」と「不安感」をともなって「今すぐ何か食べないとやってられない」と感じるものだから。例えば昼食前にめちゃめちゃお腹空くやつ。

そして大概また食べ過ぎる(笑)。その後、今度は耐えきれないほどの眠気に襲われるパターンになります。

これに対して「真実の空腹感」はマイルドです。「おや?そういえば今お腹空いてるかも?」みたいな。集中力がいつもより途切れがちで、お茶やコーヒーの頻度が高くて気づくことが多い。

面白いですよね。栄養として必須の脂質やタンパク質を摂れという合図の空腹感は穏やかなのに、糖質のときは必須栄養素ではないのに空腹の渇望感が強い。

これは身体内部での調達能力や調達可能性と関係していると睨んでいますが、 テーマが外れるのでまたにします。

つまり「偽りの空腹感」と「真実の空腹感」を見分ける基準は「渇望感や不安感(イライラ)」をともなうかどうか。これは糖質制限してたらわかるようになります。やってる人はみんなそう言います。

どちらの空腹感か見分けられなくてもかまわない

いま糖質制限してたら分かると言いましたが、お腹が空いてるから何か食べようというとき、実はどちらの空腹なのか分からなくてもかまいません。

なぜなら「偽りの空腹」はウソなので欺されないようその空腹には食べるべきではありませんが、実際には糖質を含まなければいくら食べてもかまわないし、もし「真実の空腹」であるなら脂質やタンパク質などを食べるべきなのです。

いずれにしても糖質制限で脂質タンパク質たっぷりで食べるならその空腹への正しい対処になるからです。

なんだか糖質制限のためには糖質制限でといってるように見えるかもですねww

しかしこの点はカロリー制限で空腹と葛藤する場合と比べたら大きな意味があるとわかります。

つまりカロリー制限理論だと、「偽りの空腹」でも「真実の空腹」でも、その時点でカロリー制限にかかるなら食べてはいけない。お腹が空いてるのにですよ(笑)。

とっても非人間的。

さらにカロリー制限理論では、カロリー制限にひっかかっらないなら食べてもよい。

「偽りの空腹」でも欺されて食べてもよいし、「真実の空腹」で必須栄養素が必要なのに栄養として必須でない糖質を食べてよいとなります。

とっても非科学的。

そもそもカロリーを毎食3回カウントするなんて(やってみればわかるが)非現実的で実践的でありません。

まとめ

お腹が空いている時に「その空腹は偽りですよ」なんて言われると反発を覚えて食事制限もダイエットもするもんか!となります。

しかし糖質制限では「耐えて我慢しなさい」なんて精神論にはなりません。足りてなくて身体が欲しがっている栄養素に気づけたらベターですが、分からない時は脂肪とタンパク質を多めに投下でどんな空腹場面にも対応できます。

糖質制限理論は、人間が感じる空腹感を肯定し「食べてよい」とする理論です。

人間をまるごと肯定的にみとめる思想を「ヒューマニズム」と呼びますが糖質制限理論はヒューマニズムとも親和的。

上に書いたようにカロリー制限理論みたいな「我慢」強いる非人間的なものとは違いますし、実践もより容易です。

それは必須栄養素の理論にもかなう科学的なものだから。人類史の規模で糖質制限を考える著書はこちら。

正しくて合理的なものは人間性を否定せず無理じいやつらい我慢をさせないものなのです。

人間の行う他のさまざまな実践(スポーツ分野、教育、社会運動、労働運動が気がかりですが)も本来はそうあるはずだと、糖質制限を1年半体験してみて思うことです。