師走の12月なのに選挙だからDecemberな雑記をしておくと。
先日たこやき器でアヒージョしました。糖質制限してからたこ焼き器が廃品になりかけて年末の大掃除で処分してしまう可能性もあったのですが。救出です。
この記事と紹介していただいた友人のおかげです。我が家の糖質制限レシピに追加です。
その手があったか!たこ焼き器で「アヒージョ」が作れるなんて!?
さて、師走です。12月です。それでも選挙なのでありましてw、なんとも落ち着かない気分。だからということにしておくのですが、このエントリーだらだらの雑記となっております。
さて選挙中です。
この度の衆議院選挙で気になってるキーワードは「自共対決」。政治の中身で「対決軸」ではあったと思います。ただ、一般的にはそう見られていないし報道もされないという意味で「自共対決」は潜在的なものだったはず。
ところが選挙区レベルで自共しか候補者が立たないところが急増するなんて、選挙前にいったい誰が予想できたでしょうか?
「第三極」「その他野党」の準備が整わなかったとか安倍さんはそれ狙っていまのタイミングにしたんだとか言われますが。
地道に準備して候補者を擁立できている共産党のみが政党助成金の受け取り拒否。
「有権者に支持された範囲でのみ活動資金を手にすることができる」というまっとうな市場原理をふまえないと堕落することの証左でしょう。
しかも政党助成金は、国民を支持していない政党の運営にも協力させる非民主主義的な代物。こんな国家社会主義的制度は早急にやめていただきたいものです。
「軽減税率は8%目安に」って驚いた
もしかしたら家計簿つけてる主婦(主夫)層には意外と注目されてるかも知れない「軽減税率」。
「社会保障のためには消費増税は仕方ないが、せめて生活費にかかる部分は軽くならないか」といった立場はわりと多数派だったりするのではないでしょうか?
消費税を社会保障の財源にすることが根本的に間違っている指摘は、岩本沙弓さんの著書で喝破されているのではありますが。
岩本さん、こんなツイートも。
大体、社会保障費を消費税で捻出しようとする発想からしておかしいわけで。 (再分配するために、再分配を受け取るはずの人たちからその原資を取る→しかも当初の目的の再分配はほとんど実現されず)
— 岩本沙弓 (@sayumi_iwamoto) 2014, 11月 28
じゃあ、消費税に頼らない別の途は?というとまだまだ国民の多数派とはいえない。となるとやはり「落としどころは軽減税率なんじゃ?」となってくるわけです。
そして主夫は驚きましたよ。公明党山口代表の発言に。
山口氏は番組で、軽減税率の割合について検討課題としつつも「現実に機能している8%が実務的にも一つの基準になる」と語り、対象品目を現在の8%に据え置くことも選択肢との考えを示した。
よくヨーロッパでも消費税が高いことと同時に「食料品など生活必需品は非課税だ」といわれたりするのを聞いていたので、その話来たかさすが公明党なんて少しは思って見てみたのですが。
「軽減して8%」ってどうゆこと?
もうバカバカしくて突っ込む気も失せてしまうのですが、いちおうこの3月末までは5%で「現実に機能して」おりましたことを指摘しておきます。
しかしこの発言不思議すぎます。
なぜこのタイミングで「軽減して8%」なのか?
せっかく「軽減税率」というものに、食料品はじめ生活必需品への非課税とか大幅な軽減のイメージがあるんだから、それを最大限利用して選挙をたたかえばより得票できるのは確実のはず。
どうしてそうしなかったんでしょう?ヒントは報道記事のここ。
導入に積極的な公明党の代表が具体的な税率を示したのは初めてで、選挙後の与野党や政権内での協議の目安となりそうだ。
選挙後の協議の目安とあります。
その前、4日付けの配信でこんな予測が出ていました。
タイトルそのまんまの中身で公明党も増やすという予測なのですが、記事にあるこの図。
公明党まではじき出されそうなほどの自民大勝ち予測
衆議院の3分の2を超えの317議席ラインを、選挙前と選挙後(予測)とで比較すると、前は公明を加えないと3分の2におよそ届かなかったのが、自民だけで300議席となると、あと17議席。
これって流動的な「第三極」や「その他野党」から連れてくればクリアーできるライン。それどころか一気に317議席超えもありうるかも知れない。
つまり選挙後は
「もう公明いらねぇ」
の声が自民内から出てもおかしくない。
私は、この報道をうけての「軽減しても8%です」表明だったとみています。
「消費税制に大穴あけるようなことは申しません」「集団的自衛権、原発再稼働、TPPその他の政治課題での火種になるような存在でもございません」
だから政権に居させてください
キャスチングボートを常に握りつづけること(のみ)に存在意義を置いているとこうなってしまうのですね。
まとめ
選挙終わって欲しいww。それなりにウオッチするの大変なんで。でも今回の選挙を通してよく学ばせてもらっています。なぜなら、
- 実際の支持率以上に議席数がとれる小選挙区制
- 支持してもいない国民からも活動資金をもらう政党助成金
- もうけていない事業からも税金をとる消費税
- 「キャスチングボートを握る」という立ち位置
これらはすべて実体なき虚構の積み重ねでありまして、音を立てて崩れ去って欲しいと願うばかり。
ブログ運営になぞらえると「コンテンツなきアクセス」と呼ぶべきもの。ドーピングは長くは続けられませので。