お菓子が止まらなくなる?「偽りの空腹」と「真実の空腹」の法則について【再論】

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糖質セイゲニストにとって鬼門の「忘年会」。振り返ってみると先月下旬からここまで週2回くらいペースになってそう。

このまま年末と年始の「おせち」に突入するのでしょうか?

忘年会シーズンをどうやって糖質制限で乗り越えるのか?について、ほぼこれで大丈夫なパターンは掴みましたが。

その前に。先日友人から「最近お菓子に手が出て止まらなくなるんだけど?」と聞かれ、いろいろ考えていたら2ヶ月ほど前に書いたこちらの続きになるなということで。

「偽りの空腹」に欺されず「真実の空腹」にはしっかり食べる方法とは。

「偽りの空腹」と「真実の空腹」は同時にやってくる!

その際、空腹感を覚える原因を3つに分類していました。

  •  エネルギー消費をして補給したいとき
  •  身体の消耗があり修復したいとき
  •  糖質を摂った後また糖質が欲しくなるとき

そして最後の「糖質由来の空腹」は偽りの空腹だと書きました。「偽り」。こう書くと「偽りの空腹時に欺されて食べてはいけませんよ」と帰結しそうに見えますが、私は違うと思ってます。

まずは認める受け入れる

もちろん食べないでやり過ごせたらそれでいいんですが、お菓子に手が出て止まらない時に「とにかく我慢しなされ」では何もありませんし、事実としてその方が空腹感を感じているのを真っ向否定するなんてむごい話はありません(笑)。

事実をありのままに認める

のはあらゆる対処の大前提です。

そして分類と実際とのギャップに立ち入り、なるべく個別に答えを出していくことがコンテンツ造りのキモとも心得ます。

区別と連関

そこで「偽り」と「真実」に区分した空腹感について、さらに見ていきます。

空腹の原因として「偽り」と「真実」とに分類できるとしても、状態としての空腹そのものとは別の話です。

糖質を食べなければ空腹が起こらなかったことを理解するために「偽りの空腹」と「真実の空腹」の区分は必要なものの、起こってしまった空腹は空腹として正面から受け止めましょうということ。

善悪二分論はわかりやすいけど、実際には使えないことが多い。

そこで「偽りの空腹」と「真実の空腹」の区別を前提に、それは同時に起こっている、と捉えてみましょう。有用な区分は使えるとこまで使い倒す、です。

糖質を摂取した際に身体のなかで起こっていること

実際、糖質を摂取した際に実感として感じることは「やたらお腹が空く」、これです。

この時に「偽りと真実」の区分を知っていれば「あれ?糖質とりすぎちゃったかな?」と振り返ることができますし、その空腹に「糖質摂取で対応したら、さらに空腹感が増すのかも?」と想定することができるようになります。

そして答えはそのとおりです。

だからお菓子がやめられなくなるのですよ

 

それではお菓子=糖質を食べると身体の中で何が起こっているのか。糖質制限を指導されているこの先生に聞いてみましょう。

ふじかわ心療内科クリニック院長の藤川徳美先生は、フェイスブック投稿にこのように書かれています。

 

糖質摂取が「うつやがんを引き起こす」のも衝撃ありますが、糖質摂取でビタミンとミネラルが不足すると述べておられます。それはホルモン合成のためというわけですから、すなわちタンパク質も「不足」するということです。

原因が糖質由来の「偽りの」空腹も、身体の中で起こっている状態としては「真実の空腹」なのです(区別は相対的)。

つまり、

お菓子を食べると栄養失調を引き起こす

のです。しかも、うつやガンの原因です。

このことを認識したならば「お菓子に伸びる手が止まらない」ことはないと思われます。

どうしたらいい?の答えを出す前に、何が起こっているのかの実態とその深刻さを知るのがいかに大事かも痛感します。

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知るは実践なり

といってもその時のさしせまった空腹が解消されるわけではありません。分析はともかく「お腹が空いたのだから食べたい」。これはそのまま正解です。

食べてよいどころか、ビタミン・ミネラルとタンパク質も不足しているのだから食べなくてはならないのです。

その空腹は正しいです。

そして「偽りの空腹」と「真実の空腹」どちらの原因の空腹時にも栄養素が不足していると分かれば、対処法はそれを踏まえたものにできるのが現代人。

ものごとの法則をつかんで成長する

のです。

お菓子に手を伸ばす際にも、このことを知っておけば余裕が生まれます。ここでこのお菓子をどのくらい食べたらどうなるか予測を立てて「食べてみる」ことが可能になります。

ものごとの法則をつかんで成長しようとの姿勢を手放さない限り「そこに菓子があるから食べてしまう」のではなく「試しに食べてみる」立場に立ち続けることができます。

忘年会シーズンも法則つかんで「試しに食べてみる」でなんのその。「リバウンドしてまいました」なんてあり得ません。「試しに太ってみた」はあるかな(笑)?

まとめ

以上がお菓子が止まらない時にどうしたらいい? と聞いてここ最近考えていたことです。

より具体的に自分がどうしてるかを答えようとしますとそもそもお菓子が手元にないものですから「お菓子から離れたら(捨てましょう)?」みたいな答えになりそうでした。

具体的な選択肢として、

  • もしストックしていたらチーズを
  • ゆで卵を3個投下でどう?
  • 夕食用のお肉を食べちゃぇ
  • 大豆粉クッキー焼いておく?

などを紹介してみても個別の状況に依存して、あれはダメこれはできないとなります。

しかし、糖質を摂ったことで栄養失調になるとわかれば、糖質をさけながら栄養を摂る(つまり糖質制限食をする)という太く積極的な指針が見えてきます。

あとはそれぞれの状況で。わかったうえで試してみるのは楽しいのです。