医師のみなさんと「糖質オフ会」しました。一回り広げた糖質制限食の企画をしてみようかしら?

先日、糖質制限に取り組む人ばかりの飲み会(以下「糖質オフ会」と呼びます)に呼んでいただいて参加してまいりました。現役医師の方が3名、病院勤務の柔道整復師の方、元病院勤務のナースの方という面々です。

このブログで糖質制限について発信して数ヶ月で「お好み焼き店でも糖質制限できますよ」というエントリーを地元の医師の方に見つけていただいたのから始まって、昨年から今年にかけてまた一回り輪が広がりました。ありがたいことです。

医療関係の方だけでなく、友人知人にもすすめてなんらかの体調不良の問題が好転している方が続々と生まれていますし、なんと言っても私が糖質制限を始めたきっかけも友人からの勧めでした。

体調管理を本当の意味で「よくわかって行える」実感をもてたのは、この糖質制限によってです。

そういえば3年目に突入していましたので、この機会にまた少し振り返ってみますと。

糖質制限食に出会う以前のメンタル不全

2009年の夏にウツになりながら前職をやめました。

これはもうダメだというエピソードもありまして、普段なら20分で書ける報告書(メール)が書けないで自宅パソコンの前に張り付いたままになり、書き始めの午後9時からとうとう夜が明けてしまった、というものです。

ちょうど1年前に眠れずおかしくなりそう精神科を受診したこともありましたので。ストレスフルな状態を数年にわたって放置したこと、そして今思えば食事に答えが出せていなかったことが原因でした。

仕事に人間関係に対する自己のクセのようなもの。ひとことで言えば「できもしないことを抱え込みすぎる」といった点も大きかったです。

ウツ症状は、

  • 家族とさえ会話したくない
  • 声を出すのさえ億劫
  • 新聞を何度も読み返しても頭に入らない
  • 食事は砂を噛んでいるよう
  • 起きている間中いつも悲しい
  • 夜はほとんど眠れない
  • トイレに行くのがやっと
  • 診察には泣きながら這って行く感じ
  • 行楽や趣味をまったく楽しめない

といったもので、これが2年あまり続きました。

きっかり2年というか社会保障で休ませてもらえる間がそれくらいだったので「もう十分休んだ」ことにして、自営の仕事をスタートさせて療養は終わりにしました。

自分としては時間的には十分だと思ったのですが、やはりそうではありませんでしたね。なにしろ食べ物の問題が解決していないのですから。身体も精神活動も整うはずがありません。

もし、これ読まれている方でメンタルヘルスの問題を抱えておられる方は、どこかの時点で食事の見直しにぜひ取り組んでいただきたいです。

私はウツの療養を「終えて」食欲が出てきてからがダメでした。このとおり。

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「食べると元気になるって、よいことだなぁ」

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「食べたいと感じるられるのはしあわせなこと」

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「食欲が出てきたから回復だよ〜」

とばかりにせっせと食べていましたね。夜のお付き合いにも行けるようになりましたし。

で、もれなく体重激増しました。そして実はその頃も、動かねばならず動けるときはあるけれど、週のうち何度かは半日くらい休んでしまう状態が続いていました。

今思えば、糖質摂取による栄養失調状態が回復していなかったのです。

そして、2012年の春には人生最大のギックリ腰をやってしまいました。急性の痛みが1週間で治まった後、坐骨神経痛となり数ヶ月もまともに歩くこともできませんでした。

つい近所にいくのでも、登山に行くような「もし帰ってこれなかったら」を覚悟しましたよ。

不調の原因はすべて糖質と断定できました

ウツにギックリ腰に肥満にとなんでこうも「お前働くな!」攻撃が続くのかしら?厄年のど真ん中をウツで過ごしましたけど、その後も満足に働けないじゃないか。

武田鉄矢さんが「男の四〇代は長いトンネルがいつまでも続くもんだ」と言ってましたけど。それにしてもひどかったです。

中年以降に糖質制限食に出会われた方は、背景の経過として、なんらかの似たような経験をされるのではないでしょうか?

もうこんなにボロボロならなんでも試してみるか的な導入で、わりと素直に入りました。それほど藁をもすがる思いというやつでした。

最初の三週間ほどはお腹が空きましたけど、新たな発想で料理をつくるのが面白くて、2週間くらいはなにもかもそっちのけで勉強しましたよね。

仕事なんかしている場合じゃありません(笑)。

勉強といっても、本に書いてあることは「すぐに」しかも「自分で」試せることばかり。自分で自分の口に食べ物を運ぶ行為を変えるわけですから、言い訳なんかあるはずがないのですよ。

毎日の食事を変えるとなると、買い物から調理まで四六時中やることがあります。特に最初は1日3回食べていますから、そこで白いごはんを我慢して、おいおいこれどうすんだよ?食べるものないじゃん?が続きました。

発想を変えるのが非常に抵抗がある。いままでは脂肪のとりすぎが肥満の原因と覚えてきたのを、ごはんを食べずに卵をバターたっぷりで食べるなんて、なんで?ほんまかいな!?でした。

わりと一般常識を当然と思わない方ではありましたが、食べ物について自分の中にあんなに強固な思い込みがあったなんてある意味驚きでありました。

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この糖質制限は人間が生きることの根本をかけたものですよ

私は普通に働いて生きたいだけだったのに糖質制限を採用せざるを得ませんでした。

このたびの「糖質オフ会」に集まっていた医師はじめ医療関係のみなさんも、ご自分の蓄積されてきた医学知識や医療の現状を前に疑問を感じて糖質制限に到達せざるを得なかったとのことでした。

現状、糖質制限の理論と実践は世間の主流からはずれたものです。これは事実ww。

それならばなおさら協力して取り組み=プロジェクトというものを起こさざるを得ませんね。

裏返すと、当たり前のことにはわざわざ人は集まらない、そこに取り組むべき課題はない、ということ。

「食と健康」というテーマは誰にでも取り組めるもののはず。ごくごく例外的な状況を除いてどんな人でも食べ物は自分で自分の口へ運んでいます。

ところが、世間の多くの方が食べることを自身の健康につなげることができないでいます。否むしろ食べることが自己の健康を害する行為になっているのです。

人間が生きるためにこんな不都合はありません。「人間疎外」ともいうべき事態がなぜ起こるのでしょうか?

ここには解決するべき課題がハッキリとありますし、家庭にとっても職場にとっても、社会保障財源にあえいでいる(?)国家社会にとってもいずれ解決しなけれはならない問題ではないでしょうか。

そんな課題を共有できる糖質オフ会でした。

ふとした疑問を立ち止まって考えることができ、仮説を立てて調査して、小さく自分で実験してみることができるなら「発見」に出会うことができる。

同じ疑問をもって発見にいたった人たちとなら、それをシェアすることができます。楽しいです!

このブログを書き始めた2年前より一段と「糖質を控える」「糖質がよくない」と特にネット配信でみかけることが増えました。

Google Trends でもこんな感じで上昇中。

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これから、それぞれの持場で情報発信をしていきながら、そのうち大きなプロジェクトにしていくことになるでしょう。

おっと!まだまだ栄養素が足りていない可能性

みなさんと語らせていただいて、私自身の抜け落ちていた点の気づき。

それは糖質制限食をしているだけでは必ずしも栄養素が足りているとは限らないということです。

脂やタンパク質は増やす必要があるのですが、これが意外に必要量が多い!

例えばタンパク質。

1日の必要量として体重の1000分の1量(単位g)が必要と言われています。

これはタンパク質を含む食品の重量ではなくそこに含まれるタンパク質の量を言いますので、例えば、実際に1日に食べる量は、体重66キロの私はこうなります。

必要タンパク質量=66g

朝 22g 昼 22g 夜 22g

卵だけで摂取していくと、毎食3個、一日になんと10個近く必要となります。

肉や魚についても「これくらいで足りてるだろう」との思い込みがあるかもしれません。これも試しながら体調で検証ですね。

あと、鉄などのミネラル。日本人女性では足りていない方が多いそうです。欧米では小麦粉に鉄分を混ぜることで鉄分不足を解消したのだとかいう話もあります。

こんなわけで、単純にわかりやすく「炭水化物抜き」するだけでなくて、タンパク質や鉄分はじめミネラルが不足しないようにする工夫を次のステップで身につけてみようと思います。

これまではざっくり「食べたい量」に任せていたのでね。

ミネラルや脂の種類についても詳細な資料で教えていただいたので、これをきっかけに食材を再チェックして足りなそうな時はサプリも試してみようと思います。

どうやら「糖質制限」と切れ味よく言ってそれで済む現状ではないのかもしれません。構造的に栄養が不足するように現代ではなっているのかも。

まとめ

なんども何度も繰り返すのですが、食事はほとんどの方にとって自分で口に運ぶものです。

消費者と化してしまった現代人は「出されるものを食べるしかない」「売ってるものしか入手できない」状態に置かれていますけど、糖質制限をしてさらに栄養補給するのは、とにかく知ることで一歩前に進めます。

知識は力ですね!

個人が自らすべて解決できるなんて申しませんが、食と健康において、いったい何がどうなっているのか。疑問をもち仮説を立てて試してみることは食事に関しては、いますぐ、直ちに、できます。

ごく簡単とはいえず当初の負担感もありますがまったくできないことはありえません。試してみて働きづらいほどの不定愁訴の謎がとけるならやるしかないでしょうよ。

まずは知ることから。

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