糖質制限しながらの筋トレの目的は代謝全体を取り戻すことにある

目的を定めるのが大事ですよね。メタボからダイエットするのに糖質制限が有効らしい。して、さらに筋肉隆々になりたければ、食事はどうしたらよいのか?おそらくボディビル分野の食事法として糖質制限食はまだメジャーではないでしょう。

おそらく「トレーニング時の重量を持ち上げるパワーはやはり糖質でまかなうことになるのではないか。だとすると、メタボは解消できても筋トレには糖質制限食は適応にならないのではないか」といったあたりの疑問なのでしょうけど、そこじゃないです。たぶん決まったカタチやよく言われているマニュアルを追いすぎ。

Photo by :Vive La Palestina

 

わたし自身は、筋肉隆々をめざしていませんので、既存のボディビルのプログラムやそこでの食事法になかなか注意がいきません。プロテインも飲んでいません。まずいですし(笑)。

ですが、部屋にはダンベルが4つ転がっていますし、セラバンドも3本持っています。

自分で筋トレと呼んでるエクササイズはしていますし、知人友人にも「筋トレ」をお勧めしています。

ではなぜ糖質制限者のわたしは筋トレをするのか。

筋肉はメンタルをつくっている

わたしが筋トレをするのは、メンタルヘルス対策です。どうやら日常的に放っておいて良好に保てるようなメンタルではないようで、毎日意識して筋トレを取れ入れてやらないと使いものになりません(笑)。

どんな仕事でも、もちろんプライベートでも、身体から活力が湧いていて、意識や判断も自然に前向きなのがよいですよね。

筋トレが身体にどんな反応を起こしているか学術的に知るには骨が折れそうですが、筋トレすれば実感として分かります。やればわかることなので一般的にはこれだけで十分でしょう。

「やるか、やらないか」は実践であり知識です。

おそらくタンパク質を摂取したら使い、不足しては摂取し、また使いと循環しているのが人間にとっての健康状態なのだと思われます。「十分蓄えてストックしたからもう十分」とかではないようです。

この点、カロリーの出入りだけを一面的に強調するカロリー神話は、人間の本来の代謝の姿を覆い隠す役割をしていますね。

わたしが糖質制限をしながら、筋トレも取り入れるのは、より人間本来の姿に近づいて毎日幸せな気持ちで過ごしたいからです。

体内の比重で1%にもみたない糖質は、肝臓で糖質を作る機能(糖新生)もあるのだから、わざわざ食べないで体内の機能を使う。

筋肉には負荷がかかってこそ筋肉本来の働きをして、それが人間全体を良好に保つことになる。負荷をかけたときにドバッと幸せややる気のホルモンが分泌されますよね。

おそらく調べれば根拠のある姿になっているはずですが、学術研究まで知らなくても日々各々が「やればわかる」ことなので。

まだまだ「糖化」の修復途上かも知れない

「糖化」とは、糖をメインのエネルギー代謝としていた期間が長かったため、身体の自然な代謝活動が阻害されていることをいいます。

糖尿病は、なんの病気でしょうか。手足が壊疽を起こしたり失明したり人工透析になってしまう病気でしょうか。いえ、それが糖尿病の本質ではありません。「なんら自覚症状はなくても、血糖値が高くていずれそうなります」と言われて治療投薬に入ると聞きますが、その手前で様々な症状が出ているはずなのです。

わたしも糖尿病の一歩手前か、片足突っ込んでいたと振り返っています。

メンタルに出る人もいておかしくありません。なぜなら、糖尿病は糖質摂取により「細動脈が壊れていく」病気だからです。

細動脈は身体のどこにありますか?細動脈が身体中で果たしている役割はなんでしょうか?

そうです全身の栄養状態を壊す、これが糖尿病の本質ですね。

代謝全体を高めるのが糖質制限と筋トレ

中年のメタボ脱出の最終兵器的な流行り方の糖質制限ですけれど、ダイエットとは減量だけではなく最適な食事をするという意味もあります。

どうやら糖質は古来タンパク質や脂質が十分に摂取できないときの「じっと耐える」ための栄養素だったようです。したがって糖質を食べると「じっと耐える」モードに身体がスイッチする。

それが脂肪代謝をブロックして糖質を脂肪に変えてどんどん蓄積する=太るメカニズムに現れています。

だとすると、筋トレに励むに際しても、糖質は最小限か全く取らない方が活性を発揮できるのではないでしょうか。どうも柔軟でバランスのとれた身体作りの方が代謝全体は良好に持って行けるような気がします。

人間の身体の代謝に、全面的に働きかけるという意味で、筋肉トレーニングと糖質制限は両輪にあるように思われます。

まとめ

ある方から「糖質制限 筋トレ」で検索4位に表示されると教えていただきました。どうやらこの記事がヒットしているようです。勢いで書いたまま見直さず放ってあるので、読んでいただいている方に応えたいのですが、いつも同じ話になってしまうようです(笑)。

ところで糖質制限食については、最近発売された宗田(むねた)先生の著書が決定版だと思います。一人で人類史への挑戦をいどむ夏井先生の著書も圧巻でしたが、宗田先生の著書では、それぞれのところで糖質制限食をはじめた方々の経験とエピーソードが盛りだくさんです。