花粉症の根本治療としての糖質制限【スギ花粉2016シーズン】

わたしの優秀だった花粉センサーが壊れてしまって3年目の花粉シーズンを控えています。

飛散開始まではあと2〜3週間と言ったところですが、服薬で予防する方はそろそろ耳鼻科で診察してもらってお薬を飲み始めた方がよい頃となりました。

写真出典:http://cdn.amanaimages.com

アナフィラキシーショックとはこれか!ってくらいの症状だった

20年前と言えば、飲酒運転の規制やモラルも緩くて、ゲレンデで昼食時にカレーでビールをジョッキで飲み干すのが定番の光景でした。

そのあと滑るのがヘロヘロになるのですが、そうするものだと決まっていましたよね。

ある雨上がりの暖かい3月中頃でした。いつものようにカレーにジョッキのビール飲んで午後から滑りはじめたら、しばらくして、なぜか目が痒くて痒くてたまらない。

ゴーグルをしていますし、使い捨てコンタクトを入れていたので、そうそう掻くわけにはいかない。しかし痒さにたまらず、手洗い場でコンタクトを放棄して顔を洗い、目を洗い。

まったく痒みは取れません。

なんとか仲間と時間まで過ごしましたが、その間、手洗い場に通うこと数えきれず。

そして、痒さは鼻腔と耳の奥の方まで感じ始め、帰路につくころにはくしゃみの連発で車の運転ができないほどに。

つれあいに運転を変わってもらって市街地まで帰って薬局に飛び込みました。

そのとき「マジで殺意を覚えた」と言われるほど、助手席のシートでもだえていたようです。スギ花粉症状による典型的なアナフィラキシーショックでした。

このエピソードをまとめると

  • 3月中旬はスギ花粉のピーク
  • 雨上がりは異常に花粉が飛散する
  • ビールを飲んでカレーを食べている
  • 外で激しい運動をしている
  • なにも予防対策をしていない
  • つれあいにも殺意を覚えさせた

ことから、まさに命の危険があったといえますww (画像はお借り)

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糖質制限をはじめた翌年の2014年シーズンからは皆無

そんなエピソードから始まった20年来の花粉症もちのわたしでしたが。

2013年4月から始めて、トータル20kg を減量できた糖質制限食により、翌2014年の花粉シーズンは全くアレルギー症状が起こりませんでした。

  • 鼻がむず痒くならない
  • 目が痒くならない
  • くしゃみが出ない
  • マスクもいらない
  • 薬も飲まなくてよい
  • 副作用で眠くならない
  • ティッシュボックスから離れていてもよい

なんと!スギ花粉アレルギーを自覚する前の普通の生活にもどってしまったのです。

「これまでの20年間は何だったの?」です(もちろん、なるほどそう言うことかと気づきましたけど)。

たまたま2014年の活動エリアでの飛散量が少なかったのかと思い迎えた2015年度も、同様に快適にすごせたので、間違いないと確信。

むしろ、娘の方がぐずぐずとティッシュボックスを手放せない様子で、花粉アレルギーについて症状が逆転。きっと学校で給食を食べていたからでしょう。今シーズンは中学にあがって弁当持参なので観察のしがいがあります。

もっとも、おつきあい等でビールを飲んでしまった、〆に炭水化物を摂ってしまったという翌日から数日間は鼻がむずむずして、普段よりくしゃみが多いかな?という感じになりますが、これもビールや〆の炭水化物に含まれる「糖質」がアレルゲンだとわたしに教えてくれるわけです。

これほどわかりやすい因果関係はありませんね。

糖質制限食をしていさえすれば服薬その他の対策は必要なくなったと言う意味で、スギ花粉症ヒノキ花粉症は根治してしまったといえます。

「ビールを飲むと出るのですよ」当時は意味が分からなかったが

今でも鮮明に思い出すのですが、初めて花粉症のお薬を受け取ったときです。アナフィラキシーショックで「死にかけた」ので、さすがに受診したのです。

「なんということだ、これから毎年このシーズンには症状が出て薬を飲まなくてはならないのか」「はまってるスノーボードも2月で中止なのか」

残念というか情けない気持ちで、薬局で薬を受け取っていましたら、男性の気さくな薬剤師の方が、話しかけてくれました。

「花粉症ですか?ビールは飲まれますか?」

ええ、はい

「ビールを飲むと悪くなるんですよね〜〜はっはっは。」

「この時期はビールをやめられた方がいいですよ!」

はあ。

「お大事になさってください」

わたしは何いってんだこのおっさん薬剤師は!と内心で憤慨していました。

「だから、ビールを飲んでも花粉アレルギーを防ぐ薬を出すのがあんたたちの仕事なんじゃないの?」

って。

いまとなっては無知な消費者であり、クレーマー予備軍であり、浅薄な「科学・医療」信仰者だったわけです。

国民が原資を出している医療保険制度でガッチリ支えられているお薬だぞ、そこで出されるお薬は効くはずである、これぞ科学であり医療である、なんてね。

しかも、残念で情けない気持ちだったのでクレーム言い返すなんて元気なし。そして、あれだけハッキリと言われても、毎日のようにケース買いした瓶ビールを飲みながら、花粉シーズンを送っていきました。

そこから20年間、

  • 薬を飲むと眠くなるしボーッとする
  • 効いてるようだけど症状はそれなりに出る
  • マスクは欠かせないし
  • 鼻シャワーの達人になったし
  • 鼻炎スプレーで麻痺させる
  • 鼻がつまっていて眠るのもしんどい

を、2月中旬から5月のゴールデンウィーク明けまで続ける日々だったわけです。

それが糖質制限食により根治してしまったのです。3シーズン目の今年も症状が出ない予定ですww

「ダイエットなら糖質制限」「花粉症には抗アレルギー薬」ではなく、人間の身体の代謝全体を捉える

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どうやら、わたしが糖質制限食で20kgの減量できたと言っても(それだけでも革命が起こってるレベルなのにww)「今はやりのダイエット法にうまくはまったんだね」くらいにしか受け取ってくれない方々が多いようです。

まあ、わたしも知らなかったし「糖質制限食が正しいなら?」と仮説を立てて何ヶ月も試していき、3年目にもなってもようやく深くわかってきたこともあるので、小耳に挟んだくらいでは伝わらないのは無理もございません。

「バナナ食べダイエット」や「リンゴダイエット」のような極端なことをやって減量する方法の亜流くらいにしか思われていないのは仕方ないし、このブログでの発信が弱かったと言えばその通りww。

なので、今シーズンはこうやって書いているのですよww。

「糖質制限ダイエット」と聞けば「ダイエットに有効なのね」で終わる一面的な理解や、「花粉症には抗アレルギー薬」、さらには「うつ症状には抗うつ剤」「不眠には睡眠導入剤」など、身体の不都合な症状と服薬のアラカルトになってしまう理解、これはダメです。

それぞれが効く条件があるし、副作用もあって、その組み合わせでぐちゃぐちゃになるのはすぐにわかることなのに、医療と科学を過信していると、それに気づけません。

そうではなく、人間の(自分自身ですよ)代謝全体をとらえた、ダイエット法であり、かつ花粉症その他アレルギー対策であり、かつメンタルヘルスにもなる一体の方法(=養生)というものを認識しないといけません。

それが糖質制限食(高タンパク質・高脂肪食)であるとわたしの経験からは断言できます。

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また、その経験をとおして、今の医療や科学が、人間の不都合な症状を根本的に解決してくれないことも知ることもできました。

根本的には、医療や科学は社会科学の視点からでないと解明できなくなっているからです(これからは文系の時代ww)。

まとめ

糖質制限食が、花粉症やアレルギー症状の根治につながることは、わたしの一経験にとどまらず、推奨派の医師が共通して述べています(これで医療と科学信仰派の方にも受け入れられやすくなるでしょうか?)。

以下に最近の糖質制限本を紹介しておきますが、日本酒やビールが大好きな花粉症もちの方が日本酒とビールを、せめて花粉シーズンだけでも「やめるか、やめないか」が本を読むよりも、それに対して否定的なコメントをもつことよりも、ずっと大事なことだと思います。

(わたしはやめてみて大成功でした)

つまり「食品に含まれる糖質が花粉アレルギーの根本原因かもしれない」と仮説として自らに問うて、それを自分の身体で試すか試さないかです。

試すとは、糖質を制限した(高タンパク高脂肪の)食事にすることなので、炭水化物をやめてお菓子もやめて、あとは毎日すきなだけ、肉、魚、卵、チーズを食べることです。お酒は蒸留酒にすればよい。

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さあ、2016年の花粉シーズンが来ますが。あなたは試しますか試しませんか?