【桐山秀樹さんの訃報に接して】これからも糖質制限食と普及活動にも取り組みます。

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「糖質制限ダイエット」の第一人者、桐山秀樹さんがなくなられました。ご冥福をお祈りします。

桐山さんの訃報から、糖質制限食をしているわたしをご心配してくださる方もいらっしゃるのですが、わたしは今後も糖質制限食を続けますし、このブログでも発信し、話しに来いと言われればどこへでも出かけるつもりです。

ただ、糖質制限食を発信している立場のひとりとしては、受け手の皆様のためにもコメントをしておいた方がよいと思い、この投稿を書きます。

「糖質制限ダイエットの第一人者」桐山秀樹さんとは?

桐山さん訃報は、 テレビ番組でも取り上げられていました。報道では「糖質制限ダイエットの第一人者」と紹介されたため、糖質制限食と急逝との関係が取りざたされることになりましたし、ニュース価値も「今話題の糖質制限食で死者が?」という点におかれたのは明らかです。

では、桐山秀樹さんとはどんな方だったのでしょうか?

わたし自身は桐山秀樹さんについて、ご自身のダイエット経験を書かれた著書がベストセラーになっているのを知っていましたが、著書はもっていなくて、友人宅や書店で手に取ったくらいでした。詳しくは今回の報道であらためて知った程度です。

テレビ番組での取り上げ方は「糖質制限食の伝道師がなくなった」というもので、作家として桐山さんが紹介され、糖尿病の診断を受けたことをきっかけに、糖質制限食への取り組むようになり、仲間との実践を経て著書を書かれるようになった、との内容でした。

糖質制限食の実践と普及の第一人者であられたのは間違いありません。

桐山さんは「糖質制限食をしていたから亡くなられた」のか?

だからといって「糖質制限ダイエットの第一人者がなくなったのは糖質制限食をしていたからだ」というのはあまりにも単純すぎます。

まるで、煙草が身体に悪いと判断して禁煙をしていたら、禁煙が死亡の原因になったといっているようなものではないでしょうか。

少し冷静に考えればわかるようなことなのに、どうやら糖質制限食をよく思わない方々がいて、ここぞとばかりに糖質制限食批判の材料に桐山さんの逝去の知らせを使っているようです。

マスコミ報道も話題をつかもうとするキャッチコピーを使っていても、実際の報道の中身は様々な側面から桐山さんの急逝について報じていたと思います。

そもそも無念に亡くなられた方の死亡原因について、あれこれ詮索するのは気持ちのよいものではありませんので、訃報を知っても、それで炎上気味に話題になるのが必至な中、ブログで桐山さんの訃報に積極的に触れる気にはなりませんでした。

パートナーである吉村祐美さんが「糖質制限でなくなったのではない」

わたしは桐山さんの逝去は、Facebookのタイムラインに流れてきた桐山さんのアカウントで知りました。亡くなられた桐山さんのアカウントに投稿されたのはパートナーとして過ごされていた文芸評論家の吉村祐美さんでした。

その吉村さんのインタビューが2月25日発売の週刊文春に掲載されていて、そこで吉村さんは桐山さんの死と糖質制限食の関係をきっぱりと否定されているそうです。

この点、高雄病院の江部康二先生がインタビュー内容をふまえた投稿を書かれていて、そこには桐山さんの食事について「少なくとも最近の4~5年間は糖質制限食ではない」という事実が紹介されていました。

http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-3706.html

誰よりも桐山さんの近くにいて、糖質制限食の著書も共同であらわした吉村さんの証言なのだから、それはそれとして受け止めておくのが人としての感情であり儀礼ではないでしょうか。

糖質制限食を批判したい方々が、それ以上に詮索したことになるように取り上げる神経が理解できないし、わたし自身もことさら桐山さんの食事内容について、あれこれコメントすべきことでもないでしょう。

糖質制限食はもちろん続けています

桐山さんの逝去について、わたしは以上の認識をしていますので、自身が続けてきた「糖質制限食」により死亡例が出たとも思っていません。

最近のわたしの食事について報告しますと、年末年始で余儀なくされた「糖質制限の緩和」すなわちある程度の糖質摂取を許容したことについて、振り返っています。

その後の厳しい寒波がきたタイミングで、あきらかに身体が重くなってしまいました。あらためて糖質制限を厳しくして、反応のよい代謝の高い身体にしていきたいと思っているくらいです。

今後も糖質制限食の普及をすすめるのか?

桐山さんの訃報が「糖質制限ダイエットの第一人者亡くなる」と報じられたことから、わたしが、今後も普及していくのか、についてですが。

当然、続けてまいります。

(といってもこのブログに書いたり個別にお教えしたり、たまにセミナーをお受けする程度ですが)

その理由を、桐山さんの死を報じたテレビ番組でのコメントに則して述べますと、以下のとおりです。

とあるテレビ番組では、糖質制限食に否定的な医師と、スタジオのコメンテーターにこのように言わせていました。

「なんでも極端なのはよくない」

しかし「なんでも極端はよくない」のは、一般的にはそうですが、あくまで前提があります。それは、対処すべき対象が極限的でない限り、という前提です。

ところが、わたし達をとりまく食事のありさまは極限的な状態にあると考えます。

糖尿病の世界的な激増を知れば、極端な食事のとりかた、すなわち糖質をあまりに頻回に過剰に摂取する食事が広がっていることはおのずから明らかです。

だとすれば、それを踏まえての「バランスをはかる」対応というのは、当然に糖質の頻回かつ過剰な摂取をやめる、糖質を制限した食事を習慣にしていくということになります。

桐山さんの逝去でクローズアップされたのは、むしろ「高血糖の記憶」といい、高血糖により傷つけられボロボロにもろくなった血管は一生もとに戻らない、ということでした。

わたし自身はぼろぼろの血管を見たわけではありませんが、体調の様子で、これが「高血糖の記憶」だろうな、と感じることがあります。

「高血糖の記憶」については、京都高雄病院の江部康二先生の投稿をご覧ください。

高血糖の記憶 | ドクター江部の糖尿病徒然日記

http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-category-128.html

最近の「代謝」活動

桐山さんの話題とは離れますが、最近の食事や運動実践で新たなトピックができました。

それは「体温」です。

糖質制限食は、体重を落とすためのダイエットにとどまらず、身体の代謝全体を高めて、あるべき栄養状態に導くものと捉えています。

減量だけでなく、メンタルヘルスも改善して、花粉症の症状が皆無になったのも、そのために違いありません。

その代謝が高まっていることのあらわれを体温で計測できるはずなのです。当たり前のことですが、これまで体温を測るのは、風邪やインフルエンザの時か健診と決めつけてしまい、見落としていました。

手軽に代謝状態を把握できるので、毎日計測するようになりました。まとまった認知が得られたらまた紹介したいと思います。

桐山さんの活動の続きを、一介の糖質制限食実践者として取り組んで所存です。あらためて桐山秀樹さんのご冥福をお祈り申し上げます。

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