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ノートとペンだけで幸せになれるノート術とは?「年収2000万円のノート術」でまだ消耗しているの?

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みなさん。紙のノートを書いていますか?メモを取っていますか?まとめて活用していますか?約2年ほど前、レポート用紙を大人買いしたのですが、書きまくりませんでした。書きまくる意味も活用法も見えていなかったからです。

先月買ったプレジデント2016.2.29号「年収2000万円のノート術~年収400万円とはどこが違うか~」で少し見えてきました。良かったですよ。でも「年収2000万円」とか「稼ぐ、貯まるメソッド」とかが刺激的すぎて読む気にならない方のために、いまお金に困っていないわたしが代わりに読んで差し上げましたw

 

十人十色でどのノート術がいいか分からない方へ

田野俊一電気通信大学大学院教授の「心理学が実証パソコンでノートを取るとバカになる!?」 」はじめ興味深い記事もありますが、登場するエグゼクティブのノートの取り方は十人十色、玉石混合です。

あらためて「ノートを書いてみようかな」と思っている方には、結局どんなノートの取り方をしたらよいのか、読めば読むほど迷う内容かも知れません。

見出しだけ紹介してみますと

付箋を駆使して「100日計画」を立案 チューリッヒ生命日本代表 太田健自

情報の整理は「あえて分類しない」  ネットイヤーグループ社長 石黒不二代

マインドマップで脳の中を書き出す  内山雅人

「くだらない発想」をバカにしない 樋口健夫

新聞を読んで「気づき」と「数字」をメモ 小宮一慶

偉い人の目線で要点を「A4一枚」に 三木雄信

って、じゃあどうしたらいいの?

この中から自分はどれを選んでノートの書き方をおぼえたらいいの?です。

いつまでも「してして」「くれくれ」言ってないでそれぞれ試行錯誤して自分でつかめよカス!いただくのが一番ですが、それ言ってしまったらここに書くことなくなるし、あらためて「ノートの書き方」にチャレンジしてみたい大人な方へのきっかけにもなりません。

というわけで続けます。

なぜノートを取るのか。書くときの「負荷」とは?

どんなノートの取り方でも共通するメリットを考えます。ノートを取るのはなぜよいことなのでしょうか。

記銘力

「記銘力(きめいりょく)」という言葉があります。

きめい【記銘】

名・他サ変

記憶の第一段階で、新たに経験した内容を覚え込み、定着させること。

記憶の第一段階、例えば人から携帯電話番号を聞く際、3桁、4桁、4桁のまとまりごとに聞き取ってメモしたり直接端末に入力したりします。このときの脳の仕事といってよいでしょう。

記銘力が高まると、物忘れが少なくなり、覚えている語彙も増え、言葉もすいすい出てきます。文章を書いたり人とのコミュニケーション全般がうまくいくようになります。

記憶と言葉を使っての自分との対話・内省も深めることができるようになり、心のやすらぎや落ち着きも得られることでしょう。

「ノートを書く」ときに感じる負荷や達成感とは?

ではなぜノートをとると記銘力が向上するのでしょうか。

みなさんは言葉を残そうとして、白紙や次の行に文字を書くとき、頭あるいは身体になんらかの「負荷」を感じませんか?

ええっと??となるあの感じです。この時の負荷をよく考えてみると。

集中・緊張

今書こうとしていることが何なのか、情報の取捨選択に集中しています。対象を忘れないように保持し、どんな言葉にしたらよいのかを頭の中で検索します。

適当な言葉がみつかりそれを覚えている記号=文字に変換して、ノートに判読できるような丁寧さで書きます。

安心や達成感

頭と手を動かした成果がノートにあらわれ、脳は負荷を解放されて安心感と達成感を味わいます。

あなたが紙にペンでメモを取ろうとしているときには、このような脳の働きを引き出しているのです。

一瞬、お腹が軽く圧迫されるような緊張感を覚えますが、手を動かし、当初の目的どおり文字にかけたら安心し達成感に満たされるのです。

このとき脳はおそらく大きなエネルギーを使い、それを緊張と安心のホルモンによってコントロールしています。

代謝を能動的に活用しよう

エネルギーとホルモンを使うと言うことは身体の代謝そのものであり、脳を使うというのは人間の人間らしい代謝であるゆえんです。

紙とペンでメモやノートをとる行為は、本来の人間らしい働きを引き出して鍛えているのです。つまり能動的な代謝活動です。

書くことに没頭させてくれるノートやペンの条件

ノートはそのためになくてはならない道具、手段です。ではその道具には脳を喜ばせるためのどんな特性が必要でしょうか。

①アクセスの早さ

思いついたことをすぐに捕まえて文字に書き付けるには、書き付ける面が解放されているのが理想です。とりだして表紙を開く動作が必要だとその間に大事な着想が失われてしまいます。

どこでも置いておけるもの、身につけて持ち運びにも対応したもの、様々なサイズと形状が必要です。

②書きやすいペン

手になじんで気に入る、書くことに没頭できることが「書きやすいペン」です。脳の短期メモリが緊張して言葉の書き出しを待っているときにインクフローが悪くては、脳に負担をかけてしまいます。

すらすら軽く書けるボールペンはこの点で優秀で、各社から百円台の製品が出ています。アクティブに書きながら無くすこと前提の価格がグッド。

キャップ付きのペンは付け替えのために一瞬のタイムラグを伴いますが、その間に着想・想起に集中できるのかも知れません。

同様に、万年筆は乾燥によるインクフローや取り扱いに慎重さが必要で、アクティブなメモには適していないように思えますが、まとまってものを考え書き続けるにはなんともいえない喜びがあるのもたしか。

③入手しやすい紙

なるべくどこでも買えて、安価で書くことにちゅうちょしなくてよい紙が必要です。ネット通販や量販店で定番用紙をまとめて買ったり、コピーの反故でメモパッドをつくってもいいでしょう。

紙質やインクのにじみも気になりますが、上質紙には遠慮して書きづらい心理もあります。脳がちゅうちょしない紙質が必要です。

④書きやすい大きさ

脳が考えた中身をうけとめるだけの大きさ、広さが必要です。A4が中心になるでしょうがなるべく大きい方がその分伸び伸びと考えることができます。道具が発想を妨げないこと。ただし携帯性との兼ね合いになるでしょう。

⑤持ち運びのしやすさ

ペラペラした反故を持ち歩くのはシワになったりして不快なものです。この点、固めの表紙がついたシワになりにくいメモ帳は最強です。リング付きのものであれば書き付け面を解放しておけるのでアクセスも速いです。

ポケットやウエストバッグに入る大きさで、その他の要素を考慮して選びます。

脳を喜ばせながら鍛えていく相棒たち。試しながら、以上の点を検証して自分なりの定番ツールを見つけていきましょう。

オススメの「ノート書き」ツール

以下に、わたしが「プレジデント」を読み試してみて調子よかったノートの書き方、ノートやペンを紹介したいと思います。

前提として、いろいろ試したかったので「一冊に集約」をやめました。ポケットサイズのノートや、システム手帳に限定される意識になるからです。雑多にあちこちに「その場で書く」という、普段から自然にやっていることの延長を意識しました。

青ペンなぐり書き

青ぺんなぐり書き勉強法についていろいろ解説はございますが、あまり深く考えず脳が負荷や達成感を覚えるのを確かめればよいのでは。大学ノートやパッドにレイアウトを無視して詰め詰めで書き続けています。新聞コラムの「書写」もやってますよ。

方眼ノート5分割

こちらについては少し解説がいるでしょうか。ググっていただくか、こちらの書籍がオススメ。

方眼紙はカリカリと文字を多く書きますし、後で見渡したいので片面しか使いません。リングノートは切り離さずにしばらく眺めてから、見切ったノートを破って破棄します。つかっているうち残したいノートが残るはずです。

切り離せる方眼紙パッドは気楽に使えます。人に渡してノート大会とか楽しそう。書いて書いてどんどん捨てていくにはこちら。

使用ペン

書きやすいペン、書いていて楽しいペン、安くて気軽に使えるペンを選んでいます。

 

ノートやメモは後でまとめます

さらに。雑多にあちこちに書いているとせっかく書いたものが散逸しがちです。せっかく「書いた」という達成感と安心感のためなのに、どんどんゴミとして処分するだけでは脳の鍛錬も喜びも半減です。

ノートやメモに書いたものを振り返って「まとめる」「捨てる」。そのための切り張りやまとめの仕組みも確立しました。まさに「紙ベースの保管」です。

レバーアーチバインダー

ドイツ製のこれいいですよ。ドイツですし。でもオフィスデポとかからも出ています。

レバーアーチって無骨で大仰に見えますが、カバーを開くとフラットに寝てくれて、レバーを片手ではねて、もう片方の手でファイル紙を収納できます。

これを体験すると、たかだか紙を2穴に通すのに、固いカバーを手で押さえながら、留め金もいちいち物理的に外れる仕様のストレスといったらありません。

このストレスのためにファイリングがおっくうになっている!と気づいた頭のいい人がドイツに居たんだと思いました。さすがドイツです。

レバーアーチなしに脳が喜ぶメモ書きと保存は不可能です。

A4 コピー用紙

メモやパッドを定型に収めるためには貼り付ける用紙です。ミスコピーしたもので個人情報の書かれていないものを集めておくと遠慮なく使えます。

印刷用に買ってきたまっさらのをなかなか使う気になれず手が止まることを繰り返して、コピーの反故を貼り付け台紙として使うようになりました。

パンチャー

脳が喜ぶ「紙ベース保管」に取り組むと、台紙あるいはメモやパッドの端切れを一日になんどもパンチすることになります。ハンディタイプのものは力不足なのでパワフルにガッチンと行きましょう。ただし鎮座させておくスペースの確保が難題かも知れません。

アラビックヤマトのり

どんどん無くなるので10本入りくらいのをドカッと買ってきますが、なぜか家族が学校に持って行ってなくなります。

B6カードとバインダー

レバーアーチバインダは持ち運びには不便です。読書の書き抜きなどはB6カードサイズがなぜかちょうどよい。名セリフやフレーズを書き抜くにもこれ。

KJ法?

これらの道具で、保管しておいたメモやノートを何度も見直し、それで起こった気づきを膨らませて、また書いてしています。その中からブログ投稿や企画がそろそろ生まれてきはじめているのですが、これって確か「発想法」に書かれている KJ 法だったような。

 

まとめ

以上、「ノートの書き方」について紹介してみました。年収2000万円のエグゼクティブを目指さなくても、最近文字を書いてない、もの書きのネタをしっかり創りたいなという方。メンタル面にもなんだかよい気もしますよ。

脳の記銘力、鍛えましょう。

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